2009年7月31日金曜日

まとめ読み:Agile関連記事 3

Minibook: 塹壕より Scrum と XP (2008年8月12日)
『Scrum and XP from the Trenches』という、Scrum プロジェクトの実録風チュートリアル。ややボリュームがある(138ページ)ので、時間が空いたときに集中して読んでみようと思うので、内容はひとまず保留。

それにしても Scrum の記事が多い。もしかして既に XP の後継的な地位に決まってしまってるんだろうか。なんとなく体育会系っぽい雰囲気があってちょっと敬遠していたんだが、そろそろちゃんと体系的に知識を取り込んでおいた方がいいのかもしれない。プロジェクトに参画すると、開発チームリーダ的なポジションになる事が多いから、明確にリーダの権限と責務が定義されているプロセスの方がむしろやりやすいかもしれない。


ソフトウェア開発: いつ起きてもおかしくない交通渋滞 (2008年8月15日)
交通渋滞と測定ライトの比喩はそれほどでもないが、「10 Principles of Agile Project Time Management」は気に入った。元ネタには各条文の内容が書いてあり、さらに詳述したページへのリンクもある。


アジャイルの採用に関する感覚的な障害 (2008年8月20日)
「年を重ねるにつれて、もっともややこしい問題は技術ではなく人の問題であることに気づいたんだ」って、そんなの大して年重ねなくても分かるだろうに・・・なんて思いつつ見てみると、ちょっと面白そうなのが紹介されている。
  • Responsibility Process Model (責任プロセスモデル) Christopher Avery
  • Responsibility Virus (無責任ウィルス) Roger Martin
  • Ladder of Inference (推論のはしご) Chris Argyris
どういうわけだが、何しろモデル化されたものは何でも面白そうに思えてしまう(まあよく見ると面白くないモデルも多いが)。あとはカタログ化されたもの好きでたまらない。モデル化されたものとカタログ化されたものがなぜか好きで、なぜか集めてしまいたくなる。

0 件のコメント:

コメントを投稿