2009年11月25日水曜日

Rampart 1.4 サンプルの観察 (basic)

Web サービスを調べ始めると、SOAP 仕様以外にもたくさん仕様があって、ちょっと戸惑う。で、これらを仕様書ベースで勉強しようと思っても、なんだか良く分からないし、全然面白くも無い。で、WS-*、XML-*という名前だけ知っていて、中身はよく知らないまま面倒くさくて放置してしまったりする。

こういう仕様の場合たいていそうだけど、やはり百聞は一見にしかずというか、実際に現物が動いている様子を観察すると、割と簡単に腑に落ちる事がある。実際にクライアントとサービスの間でやり取りされている生のメッセージを見ると、思ったより簡単な話だったりしてちゃんと納得できる事が多い。

実際にメッセージを流してみるには、Java の場合だと、Axis2 が結構枯れた技術で sample もよく動くので、手っ取り早い。以下、WS-Security 関連仕様を Axis2 Rampart のサンプルを使って、メッセージを観察したメモ。Axis2 Rampart のサンプルは、basic と policy の2群があるけど、今回は、basic 下のサンプルを使ってみた。(サンプルを動かすやり方は、前にここにメモした。)

仕様の名前サンプル番号
WS-Addressing (wsa)全部
HTTP のような下層の転送プロトコルに依存せずに、宛先や返信先などを指定する仕様
WS-Security (wsse)02~10
WS-Security (wsu)02~10
WS-Security (wsse11)09, 10
SOAP メッセージのセキュア化の仕組み。他の仕様(XML Signatures、XML Encryption )と組み合わせて使える。
XML Signatures (ds)04~10
XML 文書に電子署名する仕様
XML Encryption (enc)05,06,09,10
XML 文書の暗号化の仕様
XML-binary Optimized Packaging (xop)10
別の MIME パートとしてSOAP エンベロープの外に出したバイナリデータを参照する仕組み。ここでは暗号化した本文をバイナリで別MIMEパートにしている。

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