なんか、高い金払わないと使えない先入観があったけど、商用利用でなければ勝手にダウンロードして使っても別に構わないらしい。
■ 環境
- Windows Vista Home Premium SP2
- NEC LaVie/Intel Core2 Duo 2.1GHz/4GB RAM
- Oracle Database 11g Enterprise Edition Release 11.1.0.7.0
■ インストール
参考になりそうな記事を探すと、ちょっとずつ製品やバージョンが違っている惜しい記事がたくさん引っかかるが、この記事が一番参考になった。現時点での最新の製品群のバージョンに一番近くて、なおかつ必要最小限な手順がコンパクトにまとまってた。
やってみて記事どおりに行かなかった点がほんの少しあったので、以下に補足。
- step1 の RCU を実行してリポジトリを作るところで、processes の設定値が小さいと失敗するので、500以上に設定しておく。
- alter system set PROCESSES=500 scope=SPFILE;
- データベース再起動
- step 4 の config.cmd の実行で、「管理者として実行」から起動しないと、"CFGFWK-60814"エラーが出る。
■ HelloWorld作成
- JDeveloper の ファイル/新規/一般/アプリケーション/SOA アプリケーションで、アプリの雛形を作成。
- アプリケーション名: HelloWorldApp
- コンポジット名:HelloWorldPrj
- コンポジット・テンプレート:"BPELを使用するコンポジット"
- "BPELプロセスの作成"で以下のように記述
- 名前:HelloWorldBPEL
- テンプレート:同期BPELプロセス
- receiveInput と replyOutput だけを含むBPELのテンプレが生成されているので、以下のように編集する。
- receiveInput と replyOutput の間に Assign を入れる
- Assign に以下のようなコピー操作を追加
- 左辺:式:concat('Hello, ', bpws:getVariableData('inputVariable','payload','/client:process/client:input'))
- 右辺:Variable:/client:processResponse/client:result
■ デプロイ
- ・JDeveloper で ファイル/新規/一般/接続/アプリケーション・サーバー接続で、サーバーを作成する。
- プロジェクトの右クリメニューから、デプロイ/HelloWorldPrj
- アプリケーションサーバにデプロイ
- サーバの選択で、上で作成したサーバを指定
- ブラウザで http://{ホスト名}:7001/em からコンソールに入って、soa-infra 下に HelloWorldPrj がデプロイされていることを確認
- HelloWorldPrj をクリックすると、右ペインにプロジェクトの内容が表示されるので、Component Metrics のリストにHelloWorldBPELが含まれていることを確認
- パズルのピースと地球を組み合わせたような小さいボタンを押すとWSDLのURLがポップアップするのを確認。
■ 実行
- soapUI で、上記のWSDL URLを指定してプロジェクト作成
- リクエストの process/input に'BPEL'を指定して、送信
- のprocessResponse/result のテキストが'Hello, BPEL'であることを確認
以上。
これでいろいろ試せる環境ができた。
にしても重い・・・
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