勉強は、午後Ⅰの過去問のみを徹底的にやった。午前Ⅰは常識問題だし、午前Ⅱは去年勉強済みなので無勉。午後Ⅱの小論文は前回は採点されなかったので若干不安だったが、これも去年かなり練習したので今年はぶっつけ本番とした。
その代わりに、前回少なくとも8割は取れたと思っていたのに4割にも満たなかった魔の午後Ⅰのみ重点的に復習した。4日間くらい朝から晩まで、割と必死に過去問を解いた。
こんな点数になった
得点 | 合格ライン | |
---|---|---|
午前Ⅰ得点 | 91.80点 | 60%以上 |
午前Ⅱ得点 | 84.00点 | 60%以上 |
午後Ⅰ得点 | 78点 | 60%以上 |
午後Ⅱ評価ランク | A | - |
今回の午後Ⅰが予想8割で78点で、前回試験が予想8割で38点だったという事は、やはり選択問題のマーキングをミスって半分しか採点されなかった可能性が濃厚。これはこれで恥ずかしいが・・・
午後Ⅱの小論文は、問1の「システム開発プロジェクトのリスク対応計画」を選択して、アジャイル開発プロジェクトをネタにして書いた。
設問では、対象プロジェクトに内在するリスクとその分析、またリスク対応計画とその実施状況が問われたが、これが結構アジャイルと相性が良かったりする。個人的にも日頃から、「今時ウォーターフォールなんてやる人達って、その時点でリスク意識に問題があるのでは?」なんて疑ってしまうタイプなので、割とアジャイル+リスクは書きやすい。
ただ、終了前7・8分になってから、少なくとも600字書くべき設問ウの解答を400字しか書いていない天然ボケに気づいて焦った(そうか、これで去年も・・・)。終了30秒前くらいで200字書き足して、滑り込みで助かった。作文としてはちょっと酷かったかもしれないが、「問いに対する応答」としては一応何とかなったらしい。
それにしてもPM試験に限らず、情報処理技術者試験というとウォーターフォールってイメージだけど、反復型の軽量プロセスでもOKらしい事が分かって良かった。品質/コスト/納期とリスクについての問題意識をしっかり確立した上で、その処方としてのアジャイル導入であり、かつプロジェクト管理の視点でその効果を合理的に語れるなら、マイナス評価にはならないと言う事だと思う。
むしろ現実の業界で、未だにアジャイルについてルーズでアバウトでアナーキーなイメージを持っている人が多くて、こっちの方がよほど問題だ・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿