2009年10月3日土曜日

日銀短観2009/09・・・まだ厳しそう

日銀短観が発表され業況判断DI(大企業・製造業)が2期連続上昇したとニュースで言っていたので、ググって見るとどうやら日銀のサイトで閲覧できるらしい。→[参照]
今まで見た事なかった。

なるほど、去年3月から今年9月まで3ヶ月ごとに、11, 5, -3, -24, -58, -48, -33 ポイントとなっており、確かに二期連続で上昇している。→[参照]
他の業種や企業規模もあるが、製造業の大企業がもっともよく景気を反映するという事で、ニュースでよく取り上げられるらしい。じゃあ情報サービス業はどうだろう?見ると以下のような数字になっている。

20082009
03060912030609
製造・大115-3-24-58-48-33
情報・全2823112-8-23-24
情報・大4232132-10-21-27
情報・中堅1920134-7-15-18
情報・中小23178-2-9-31-27

draw20091002(null)


(上の表の各行をクリックすると、表の下に折れ線グラフが表示される。前のブログエントリで試した canvas を用いて描画している。)

うーん、中小の最後以外、全部下がってるな…
まあ、この業界は他の業種で業況がよくなって設備投資が増えて、そして仕事が回ってくるという順番だろうから、もうしばらく厳しいか。

それにしても、こういうの XML で公開してくれないのかな。そうしたら XSLT で見たいところだけ取り出してJavaScriptなんかで加工するような事が楽なのに。

今のところ、「要旨」がHTML(しかも表の部分は PRE内のプレーンテキスト)で、「概要」、「業種別計数」、「調査全容」が PDF と Excelで提供されている。プログラムで加工できない事もないだろうが、明らかにXMLより面倒くさい。

多分、日銀のサイト作ってる人の中にも、XML にしたいなって思ってる人いるんじゃないだろうか。プログラマなら誰でもそう考えそうな気がする。他の官公庁でも、いろんなレポートやらを公開するとき XML にすればいいのになあ。

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