昨日、日本語検定という試験を受けてきた。
場所は、三鷹駅から歩いて7分ほどの三鷹産業プラザ。
試験実施は、11:00 から 12:00までの1時間。18問の問題で、敬語、文法、表記、漢字、言葉の意味、語彙の6つの領域について実力を計る。今回受けた2級では、6つの領域でそれぞれ60%以上、総合80%以上の正答で、合格となる。ちなみに、総合70%以上80%未満の場合は、準2級として認定される。
テスト勉強としては、公式問題集を1順したのみ。わりと正答できており、なんとか合格ラインに届くような感触だったので、2順、3順したり、他の問題集に手を広げたりするのは止めておいた。
本番では、所要時間の半分の30分で、一通り回答した。その後、残り30分でもう一周してみたところ、いくつか誤答らしき回答があったので、修正した。迷った挙句、正答を誤答に書き直してしまうような、よくあるパターンが、ちょっと心配。
ともあれ無事終了。不安だった回答を、自宅で調べてみたところ、やはり間違えていた問題もあったが、全体的にはそこそこ行った気がする。これは、なんとか受かったんじゃないだろうか。
ちなみに、2級認定されると、1級の受験資格が得られる。公式サイトの資料によると、1級の合格率は2割くらい。2級以上の認定者の中でその程度だから、やはりそれなりに難しいのだろう。
また、公式問題集の中で、各級の目安として、1級は「社会人上級」、2級は「社会人中級」との記述がある。上級と中級の区別は特に書かれてはいないが、想像するに、2級が普通のホワイトカラーで、1級は、なんらかの形でプロとして日本語に関わっている人って感じだろうか。
例えばIT技術者でいうと、開発プロセスの中で設計文書の記述や、メールによる質疑応答の中で運用される日本語力が2級相当で、顧客向けに運用・操作マニュアルや技術文書を書いたり、市販される技術解説本などの著述に用いられる日本語力が1級に当たるのではないかと、個人的に捉えている。
まあ2級程度の日本語力があれば、今の仕事の中心である開発作業の中では問題ないのだろうけど、いつ1級レベルの国語力が求められても大丈夫なように準備する意味でも、勉強を継続して、できれば1級まで取得しておきたい。
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