Martin Fowler の bliki のエントリ、「EvolutionarySOA」についての記事。
前提として知っておくべき事 ⇒ Martin Fowlerが、古い論文 "IsDesignDead" で設計における「事前の計画性」と「必要に応じた進化」を対立軸として提示し、当時花形だった XP では後者の価値ばかりが喧伝されていたが、前者の価値もなだまだ失われていないと主張した事。
bliki での Fowler の提案 ⇒ SOA においては公開したインターフェイスを気安く変更できない事情から、一見 Planned が適しているように思われるが、WWW に見られるように Evolutionary にも大規模な成功例がある。そこで Fowlerは、Planned と Evolutionary の折衷案として漸次的なSOA開発を推奨する(原文ではGuerilla SOA)。(ここで言う漸次的はIncremental & Iterative のIncremental の方だろう。つまり"alter" ではなく"add onto"と言う事になるか。)
※ 供給側の都合ではなく需要側の都合で、SOA のインターフェイスを変化させていくと言うアイデアは 「Consumer-Driven Contracts」という論文から。
◆レゴはもはや子供たちだけのものではない 2008年9月25日
複数プロジェクトの作業実績/バグ管理にレゴを使うという記事。まあ楽しそうなんだが、外部のステークホルダへの報告だのその他いろいろの都合で、結局、PCにもTracやなにかで同じ内容を記録することになりそう。そうなるとまた情報の二重管理になりそうな・・・。
あと積み上げられたレゴをうっかりひっくり返してしまったら、作り直すのが面倒くさそうとか、いろいろ余計な心配をしてしまう。
この記事から、一応読んでおくべきアジャイルプロジェクトの進捗管理に関する他サイトの記事へのリンクが張ってある。
・Information Radiators(情報発信)
・Informative workspace(情報を提供する作業場所)
・Big Visible Charts
上記リンクで紹介されている関連 agile ツール
- ホワイトボード
- フリップチャート
- バーンダウンチャート
- ビルドステータスランプ
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