2009年8月13日木曜日

Business Rule の調査を始めてみる

OCEB で参考資料として指定されている Business Rule の資料はネットで無料で見られる資料がなく、高そうな洋書ばかり。ちょっと面倒くさい。

ちなみに、こんなのが記載されている。
いちいち、これら全部を取り寄せても費用対効果が芳しくないので、極力ネットで調べることにする。もう Wikipedia でも何でも良い。

早速 Wikipedia の Business Rule を見ると、「Business Rules Group」 という団体が出している資料へのリンクがある。どういう団体かと思ってメンバーを見てみると、上述の 3冊の参考文献のうち 2冊の著者の Ron Ross と言う名前がある。とすると Business Rules Group が出している Business Rule 関連の論文は、OCEB 試験の資料として役立ちそうな気配がしてくる。

関係ないが、メンバーの中に David Hay という名前もある。いわずと知れた「Data Model Patterns: Conventions of Thought」の著者だが、ちょっと意外なところで意外な名前を見た気がする。まあでも Business Rule と Data Model は、意味論と統語論のような表裏一体のもと考えられないでもなく、理論家がこの両面からのアプローチでモデルをさらに十全したくなるなるのもなんとなく分かる。

さらに調べてみると、今は OMG の仕様になっている SBVR も BMMも、もともとはこのBusiness Rules Group の成果物だったらしい。やはり OMG と親和性の高い団体なのだろう。

Business Rule を調べる上で、以下の資料をとりあえずの足がかりとすることにした。
Business Rule@wikipedia
Business Rules Approach@wikipedia
Defining Business Rules ~ What Are They Really?
The Business Rules Manifesto

あと試験範囲には含まれていないが SBVR もチェックしておこう。どうせ Technical Intermediate では指定されているし。

0 件のコメント:

コメントを投稿